ACSへのプラスグレル、チカグレロルより転帰良好
2019年9月24日
New England Journal of Medicine
侵襲的方法による評価を予定している急性冠症候群(ACS)患者4018例を対象に、チカグレロルとプラスグレルの効果を無作為化非盲検試験で比較した(ISAR-REACT 5試験)。 その結果、1年時の主要複合評価項目(死亡、心筋梗塞または脳卒中)発生率はチカグレロル群9.3%、プラスグレル群6.9%だった(ハザード比1.36、95%CI 1.09-1.70、P=0.006)。安全性評価項目に規定したBARC基準に基づく大出血発生率はチカグレロル群5.4%、プラスグレル群4.8%だった(同1.12、0.83-1.51、P=0.46)。 ...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。