ハンフリー視野計の閾値測定アルゴリズムSITA-Standard(SS)およびSITA-Faster(SFR)を用いて364例(正常者77例、緑内障疑い178例、緑内障109例)の無作為に選択した片眼の視野検査を実施し検査結果を比較。さらにSFRの検査時間短縮効果を評価した。 その結果、SFRはSSに比べて、信頼性に欠ける結果が生じる割合が高かった(29.3% vs. 7.7%、P<0.0001)。これは主にSFRの高い偽陽性率およびシーディングポイント(seeding point)エラーに起因していた。しかし、信頼性を異なるレートで考慮したモデルを用いた検査時間ではSFRはSSに比べて短い時間で信頼性の高い結果を多く得られることが示された。 ...
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