1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 高リスク神経芽腫へのタンデム移植でEFS改善

高リスク神経芽腫へのタンデム移植でEFS改善

2019年9月26日  Journal of the American Medical Association

30歳以下の高リスク神経芽腫患者355例を対象に、2回の自家幹細胞移植(タンデム移植)と単回移植の効果を無作為化試験で比較。タンデム移植群はチオテパ+シクロホスファミド投与後に1回目の移植、引き続きカルボプラチン+エトポシド+メルファラン減量投与後に2回目の移植を実施し、単回移植群はカルボプラチン+エトポシド+メルファラン投与後に移植を1回実施した。 その結果、無作為化後3年間の無イベント生存率(再発、増悪、二次がん、全死因死亡が発生していない患者の割合:EFS)はタンデム移植群61.6%、単回移植群48.4%だった(片側ログランク検定P=0.006)。 ...