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骨粗しょう症性脊椎骨折の術後ADL低下予測因子

2019年9月30日  専門誌ピックアップ

術後の骨粗しょう症性脊椎骨折患者309例を対象に病歴を後ろ向きにレビューし、術後の日常生活動作(ADL)低下の予測因子を判定した。 最終追跡期間のADL低下頻度は9.1%だった。単変量解析では、術前の神経的欠陥(オッズ比4.1、P<0.001)、周術期合併症(同3.4、P=0.006)、術前の骨修飾薬非投与(同2.7、P=0.03)、術後遺伝子組換えヒト副甲状腺ホルモン(rPTH)投与の欠如(同3.9、P=0.006)に有意な関連がみられた。多変量解析では、術前の神経的欠陥(同4.6、P<0.001)、周術期合併症(同3.4、P=0.01)、術後rPTH投与の欠如(同3.9、P=0.02)が有意性を示した。 ...