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1型DM、HbA1c<6.5%でも網膜症、腎症の危険度変わらず

2019年9月30日  British Medical Journal

スウェーデンで1型糖尿病(T1DM)の成人および小児計1万398例を対象に、HbA1c目標最低値、6.5%未満の網膜症および腎症リスク低下との関連を住民ベースのコホート研究で評価した。 その結果、調整後HbA1c平均値6.5%未満のオッズ比は、平均値6.5-6.9%と比較して、あらゆる網膜症で0.77、前増殖糖尿病網膜症で3.29、増殖糖尿病網膜症で2.48、微量アルブミン尿または悪化した症状で0.98、顕性アルブミン尿で2.47、重症低血糖で1.34だった。このほか、HbA1c値7.0-7.4%ではあらゆる網膜症および微量アルブミン尿リスクが、8.6%超では増殖糖尿病網膜症および顕性アルブミン尿リスクが増加した。 ...