1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 大腸がん手術のプレハビリテーション、無病生存率を改善

大腸がん手術のプレハビリテーション、無病生存率を改善

2019年10月4日  Annals of Surgery

大腸がん手術施行患者のプレハビリテーション試験3件のプールデータから、患者202人(プレハビリテーション実施群104人、同非実施群98人)を対象に、5年無病生存率および総生存率をKaplan-Meier法およびCox重回帰分析で検討。 プレハビリテーション期間の中央値は29日、フォローアップ平均期間は60.3カ月。ステージIIIの患者で、プレハビリテーションが無病生存率の改善と関連していた(73.4% vs. 50.9%、P=0.044)。全生存率に違いは見られなかった(P=0.226)。病期などの交絡因子で調整後、プレハビリテーションは無病生存率の改善を独立して予測した(ハザード比0.45)。 ...