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関節置換後ワルファリンのINR 1.8、2.5に非劣性示せず

2019年10月8日  Journal of the American Medical Association

ワルファリン投与を開始した股関節または膝関節の待期的置換術を施行した高齢患者1597例を対象に、静脈血栓塞栓症(VTE)予防のための国際標準比(INR)目標値1.8の2.5に対する非劣性を無作為化臨床試験で検討した(GIFT試験)。 その結果、主要複合評価項目(60日以内のVTEまたは30日以内の死亡)発生率は低強度群(INR目標値1.8)5.1%、標準治療群(同2.5)3.8%となり、低強度群の標準治療群に対する非劣性は示されなかった(非劣性のP=0.06)。大出血発生率は0.4%、0.9%、4以上のINR発生率は4.5%、12.2%だった。 ...