PCI後AFのエドキサバン併用、VKAレジメンに非劣性

18カ国186施設で、安定冠動脈疾患または急性冠症候群に対するPCIを受けた心房細動（AF）患者1506例を対象に、エドキサバン＋P2Y12阻害薬併用の安全性を第IIIb相無作為化非劣性試験で検討した（ENTRUST-AF PCI試験）。 intention-to-treat解析の結果、12カ月時の大出血または臨床的に重大な非大出血（CRNM）とする主要複合評価項目発生率はエドキサバン＋P2Y12阻害薬群17％（年間イベント発生率20.7％）、ビタミンK拮抗薬（VKA）＋P2Y12阻害薬＋アスピリン群20％（同25.6％）でハザード比は0.83となり、非劣性マージンの1.20を下回ったためエドキサバンレジメンの非劣性が示された（非劣性のP＝0.0010、優越性のP＝0.1154）。 ...