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腎移植アクセス、営利透析施設の方が非営利施設より低い 米

2019年10月10日  Journal of the American Medical Association

米国の透析施設6511カ所で治療を受けた末期腎不全患者147万8564例を対象に、透析施設の組織形態(非営利 vs. 営利目的)と腎移植へのアクセスとの関連を後ろ向きコホート研究で検討した。 その結果、営利目的の透析施設は非営利の透析施設に比べて、5年累積腎移植アクセス率が低かった[死体腎移植待機リスト登録-13.2%(95%CI -13.4--13.0)、生体腎移植-2.3%(-2.4--2.3)、死体腎移植-4.3%(-4.4--4.2)]。多変量Coxモデルで解析した結果、全営利施設の全非営利施設に対する腎移植アクセスのハザード比は、死体腎移植待機リスト登録0.36(95%CI 0.35-0.36)、生体腎移植0.52(0.51-0.54)、死体腎移植0.44(0.44-0.45)だった。 ...