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世界の成人糖尿病発症率、2006年以降は低下傾向か

2019年10月14日  British Medical Journal

成人糖尿病発症率の世界的傾向を調査すべく、1980-2017年の成人糖尿病発症率の傾向に関する報告47件の系統的レビューを実施した。 その結果、1960-89年には、調査した集団の36%(8/22集団)で糖尿病発症率に上昇傾向、55%(12/22集団)に横ばい傾向、9%(2/22集団)に低下傾向があった。1990-2005年には、集団の66%(33/50集団)で上昇傾向、32%(16/50集団)で横ばい傾向、2%(1/50集団)で低下傾向が見られたが、2006-14年に上昇傾向があったのは集団の33%(11/33集団)のみで、横ばい傾向30%(10/33集団)、低下傾向36%(12/33集団)となった。...