ピーナツアレルギー経口免疫療法、中止後1年で効果減
二重盲検食物負荷試験(DBPCFC)陽性、プリックテスト陽性などの基準を満たした7-55歳のピーナツアレルギー患者120例を対象に、経口免疫療法(OIT)の持続効果を無作為化二重盲検第II相試験で検討(POISED試験)。ピーナツタンパク質摂取量を4000mgまで増量して104週まで維持した後摂取を中止する(ピーナツ0)群、同じくその後300mg/日を52週間摂取する(ピーナツ300)群、オーツ麦(プラセボ)群に患者を割り付けた。 その結果、主要評価項目の104週時および117週時にDBPCFCの累積耐量4000mgを達成した患者はピーナツ0群35%、プラセボ群4%だった(オッズ比12.7、P=0.0024)。156週時のピーナツ0群のDBPCFCの4000mg達成率は13%だった。 ...
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