外科研修医の針刺し事故、頻度と原因を調査

米国で一般外科研修プログラムに参加の研修医を対象に、針刺し事故の発生率、関連因子および報告状況を調査。全260件のプログラムの研修医7395人から回答を得た（回答率99.3％）。 その結果、27.7％（2051人）が過去6カ月間に針刺し事故を経験したと回答した。自己報告の根本的原因に「自分の不注意」（48.8％）および「気持ちの焦り」（31.3％）、研修医の背景因子にシニアレジデント（卒後5年目29.9％ vs. 卒後1年目22.4％、オッズ比1.6）、女性（31.9％ vs. 男性25.2％、同1.31）、頻繁な週80時間超の勤務（同1.42）が挙げられた。針刺し事故を経験した研修医の4分の1以上（28.7％）が事故を報告していなかった。 ...