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再発多発性硬化症へのozanimod、有効性と安全性ともに良好

2019年10月18日  The Lancet Neurology

21カ国147施設の再発性多発性硬化症(MS)患者1320例を対象に、ozanimodの有効性と安全性を第III相多国籍多施設共同二重盲検ダブルダミー試験で検討。ozanimodの2通りの用量群(1.0mg/日/経口、0.5mg/日/経口)とインターフェロン(IFN)β-1a群(30μg/週/筋注)に割り付けた。 その結果、24カ月間の年間再発率(ARR)は、ozanimod 1.0mg群0.17、同0.5mg群0.22、IFNβ-1a群0.28で、IFNβ-1aに対する率比はozanimod 1.0mg群0.62(P<0.0001)、同0.5mg群0.79(p=0.0167)だった。有害事象発生率は、IFNβ-1a群(83.0%)の方がozanimod 1.0mg群(74.7%)および0.5mg群(74.3%)よりも多かった。 ...