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マリファナ大量喫煙でCOPDリスク有意に増加

2019年10月21日  専門誌ピックアップ

40歳以上の男女を対象に、マリファナ喫煙による肺機能への長期的影響を検討。被験者の約20%が過去または現マリファナ喫煙者で、そのうち83%にタバコ喫煙歴があった。 被験者5291人を解析した結果、マリファナの大量喫煙者(20 joint-year超)で慢性閉塞性肺疾患(COPD)リスクが有意に高かった(調整後オッズ比2.45)。1285人を対象としたサブセット解析では1秒間強制呼気量(FEV1)低下の進行がマリファナおよびタバコ非喫煙者(never smoker)に比べマリファナ大量喫煙者で29.5mL・year-1(P=0.0007)、タバコ大量喫煙者(20 pack-year超)で21.1mL・year-1(P<0.0001)、マリファナおよびタバコ喫煙者で32.31mL・year-1(P<0.0001)早かった。 ...