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新規2型DMへのビルダグリプチン早期併用で治療失敗率減

2019年10月21日  Lancet

新たに診断を受けた2型糖尿病(DM)患者2001例を対象に、ビルダグリプチン+メトホルミン早期併用療法の有効性を無作為化二重盲検並行群間試験で検討(VERIFY試験)。5年の投与期間を1-3期に分け、1期で患者を早期併用療法または標準治療のメトホルミン単剤療法に無作為に割り付け、2期で全例に併用療法を実施した。 その結果、主要評価項目に規定した1期の初期治療失敗率(13週間隔の来院2回連続でHbA1c値53mmol/mol[7.0%]以上)は早期併用群43.6%、単剤群62.1%だった。5年の投与期間で、早期併用群は単剤群に比べて初期治療失敗リスクが有意に低下した(ハザード比0.51、95%CI 0.45-0.58、P<0.0001)。 ...