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前立腺がんの超寡分割照射、急性期毒性増加せず

2019年10月22日  The Lancet Oncology

低または中リスクの限局性前立腺がん患者を対象に、標準治療(通常分割照射または中等量寡分割放射線治療)と超寡分割体幹部定位放射線治療の急性期毒性を多国間無作為化非盲検第III相非劣性試験で比較した(PACE-B試験)。 放射線治療後12週間までに米国腫瘍放射線治療グループ(RTOG)グレード2以上の消化管毒性が発生したのは、標準治療群432例中53例(12%)、超寡分割放射線治療群415例中43例(10%)だった(差-1.9%ポイント、95%CI -6.2-2.4、P=0.38)。RTOGグレード2以上の尿生殖器毒性が発生したのは、標準治療群432例中118例(27%)、超寡分割放射線治療群415例中96例(23%)だった(差-4.2%ポイント、95%CI -10.0-1.7、P=0.16)。 ...