眼科切開手術後のオピオイド処方が増加傾向、米

米国で2000-16年に施行された眼科切開手術240万7962件を対象に、術後のオピオイド処方（手術前日から術後7日まで）をコホート研究で調査した。 その結果、手術4万5776件（1.90％）でオピオイドが処方されていた。処方率は2000-01年が最も低く（671件、処方率1.24％）、2014年が最も高かった（5559件、同2.51％）。調査期間を通じて処方は増加傾向にあった（2000-01年671件、処方率1.24％、2016年5851件、同2.07％、P＜0.001）。多変量ロジスティック回帰分析で、手術施行年がオピオイド処方と有意な関連を示し、2000-01年に比べて2014年（オッズ比3.71、95％CI 3.33-4.1）、2015年（同3.33、2.99-3.70）、2016年（同3.27、2.94-3.63）の手術で処方のオッズが特に高かった（P＜0.001）。 ...