大腸腺腫摘除後の高頻度スクリーニングは費用対効果良好
2019年10月22日
Annals of Internal Medicine
米国で、大腸腺腫摘除後サーベイランスの頻度による費用対効果をマイクロシミュレーションモデルで比較した。 摘除後スクリーニングおよびサーベイランスなしの場合、50歳患者の生涯大腸がん発生率は高リスク線種摘除で10.9%、低リスク線種摘除で17.2%だった。大腸内視鏡検査によるスクリーニング、低頻度(高リスク線種摘除後10年、低リスク線種摘除後5年)または高頻度(同5年、3年)サーベイランスを実施の場合はそれぞれ39%、46-48%、55-56%低下した。低頻度に対する高頻度サーベイランスの質調整生存年(QALY)獲得当たり増分費用効果比(ICER)は3万ドル未満だった。感度分析で、高頻度サーベイランスのQALY獲得当たりのICERは10万ドル未満だった。 ...
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