プライマリケアでの膝OA診断、NICE基準が適切

Good Life with osteoArthritis in Denmark治療プログラムに参加する変形性膝関節症（OA）患者1万3459例を対象に、各学会の診断基準によるプライマリケア膝OA診断率を横断研究で比較した。 患者の平均年齢は65.3歳、症状の持続期間中央値は12カ月、平均疼痛強度は46.5（0-100）だった。そのうち39％がEULAR（欧州リウマチ学会）、ACR（米国リウマチ学会）、NICE（英国国立医療技術評価機構）の膝OA診断基準を満たし、それぞれ48％、52％、89％が各基準を満たした。自己報告の膝OA関連の放射線学的変化があったサブグループ（1万651例、79％）では、それぞれ49％、54％、90％が各基準を満たした。 ...