2型糖尿病の心不全リスク予測する機械学習モデルを開発
2019年10月23日
Diabetes Care
ACCORD試験に登録した2型糖尿病患者8756例のデータを用いて、心不全リスクを予測する新たな機械学習モデルを開発、検証した。 中央値4.9年の追跡期間中に317例(3.6%)が心不全を発症した。ランダム・サバイバル・フォレスト法で5年時心不全発症予測因子を特定し、WATCH-DMリスクスコアを作成した。スコアが1増加すると5年以内の心不全相対リスクが24%高くなった。5年間の累積心不全発症率は、五分位の1で1.1%(リスクスコア7以上)から5の17.4%(同スコア14以下)まで段階的に増加した。ALLHAT試験コホートを用いた外部検証では良好な識別能、許容可能な較正およびリスク層別化に良好な成績が得られた。 ...
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