妊娠早期の貧血が児の神経発達障害リスクと関連
2019年10月24日
JAMA Psychiatry
スウェーデンで1987-2010年出生の男女53万2232人およびその母親29万9768人を対象に、妊娠中の母親の貧血診断と児の神経発達障害リスクの関連をコホート研究で検討した。 その結果、貧血診断時の妊娠週数が30週以内群で30週超群または非貧血診断群に比べ児の自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、知的障害有病率が高かった。社会人口学的、母体、妊娠に関連する因子を含めたモデルで解析すると、妊娠30週以内の貧血診断は児のASD、ADHD、知的障害診断リスク増加と関連したが(オッズ比1.44、1.37、2.20)、妊娠後期の貧血診断は関連を示さなかった。 ...
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