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DAPT後チカグレロル単剤継続で出血抑制

2019年10月25日  New England Journal of Medicine

PCI後に3カ月間のチカグレロル+アスピリン併用療法を実施した高リスク患者7119例を対象に、チカグレロル継続の臨床的に重大な出血の予防効果を二重盲検試験で検討した(TWILIGHT試験)。 その結果、出血リスクスコアBARC基準による1年時のグレード2、3または5の出血の発生率はチカグレロル+プラセボ群4.0%、チカグレロル+アスピリン群7.1%(ハザード比0.56、95%CI 0.45-0.68、P<0.001)、グレード3または5の出血では1.0%、2.0%だった(同0.49)。全死亡、非致死性心筋梗塞または非致死性脳卒中の複合評価項目発生率は両群ともに3.9%だった(群間差-0.06パーセントポイント、ハザード比0.99、非劣性のP<0.001)。 ...