1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. TAVRの自己拡張型弁、バルーン拡張型弁に非劣性示せず

TAVRの自己拡張型弁、バルーン拡張型弁に非劣性示せず

2019年10月30日  Lancet

重症大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル大動脈弁置換術(TAVR)施行患者739例を対象に、自己拡張型弁ACURATE neoとバルーン拡張型弁SAPIEN 3を無作為化非劣性試験で比較。全死因死亡、脳卒中、生命を脅かす出血または障害を伴う出血、主要血管合併症、冠動脈閉塞、急性腎障害、弁関連症状またはうっ血性心不全による再入院、弁関連機能不全、中等症または重症人工弁逆流、人工弁狭窄を主要複合評価項目とし、リスク差7.7%を非劣性マージンとした。 その結果、30日以内の主要複合評価項目発生率はACURATE neo群24%、SAPIEN 3群16%で、ACURATE neoのSAPIEN 3に対する非劣性は示されなかった(絶対リスク差7.1%、95%CI上限値12.0%、P=0.42)。 ...