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処方GL変更への対応速度、施設によりばらつき 英

2019年11月1日  British Medical Journal

英国で一次診療所処方データの変化を自動検出し、各施設の新たな処方変更指導への対応を比較。2012年の経口避妊薬cerazette特許期間満了によるジェネリック医薬品への切り替え、2014年以降の非複雑性尿路感染症(UTI)に対する抗菌薬処方ガイドライン(GL)変更の2件の事例を基に解析した。 その結果、対応実施までの期間の四分位範囲は、cerazette案件で2-14カ月、UTI案件で5-29カ月と医療施設間でのばらつきが大きかった。著しい異質性が変化検出後の傾きにも見られ、1カ月当たりの絶対低下率の四分位範囲はcerazette案件で2-28%、UTI案件で1-8%だった。変化の大きさの四分位範囲は、cerazette案件で44-85%、UTI案件で28-47%と異質性は小さかった。 ...