地域主体のカンガルーケアで低出生体重乳児の死亡減

インドのハリヤナ州で生後72時間以内の低出生体重児8402人を対象に、自宅訪問支援を含む地域主体のカンガルーケア（母子の皮膚接触および完全母乳育児）による生存率改善効果を無作為化比較試験で検討。 その結果、カンガルーケア群は通常ケア群に比べ、試験登録から生後28日までの死亡率（ハザード比0.70、P＝0.027）、および生後180日までの死亡率（同0.75、P＝0.010）が低かった。28日死亡および180日死亡リスク比はそれぞれ0.71（P＝0.032）、0.76（P＝0.017）だった。 ...