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進展型小細胞肺がん、デュルバルマブ併用でOS改善

2019年11月1日  Lancet

未治療の進展型小細胞肺がん(ED-SCLC)に用いるデュルバルマブの有効性を検討した無作為化非盲検第III相試験(CASPIAN試験)の中間解析を実施。デュルバルマブ+化学療法(プラチナ製剤+エトポシド)併用群268例、化学療法単独群269例を対象とし、総生存期間(OS)を主要評価項目とした。 その結果、デュルバルマブ+化学療法併用はOSの有意な改善と関連を示し(ハザード比0.73、95%CI 0.59-0.91、P=0.0047)、OS中央値はデュルバルマブ+化学療法併用群13.0カ月、化学療法単独群10.3カ月、18カ月時の生存率はそれぞれ34%、25%だった。 ...