前立腺がんにアビラテロン併用で患者報告転帰良好
2019年11月5日
European Urology
転移性去勢抵抗性前立腺がん患者211例を対象に、アビラテロン酢酸エステルとprednisone併用療法とエンザルタミド単独療法の患者報告転帰に及ぼす影響を12カ月間の前向き観察研究で比較した(AQUARiUS試験)。 その結果、認知機能および倦怠感に対する効果は、アビラテロン併用群の方がエンザルタミド単独群より好ましいと報告された(P<0.05)。認知機能および倦怠感に臨床的に意義のある悪化を1回以上経験した患者はアビラテロン併用群の方が有意に少なかった。有害事象の倦怠感および無力症の発生頻度はアビラテロン併用群の方が少なかった。 ...
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