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初回TKAのアライメント不良危険因子に研修医執刀

2019年11月4日  The Journal of Bone & Joint Surgery

初回人工膝関節全置換術(TKA)1570例を対象に、執刀医の手術件数と研修状況がアライメント不良に及ぼす影響を検討。執刀医を手術件数の多い(50件以上/年)所属医群、手術件数の少ない(50件未満/年)所属医群、研修医群に分けて、術後X線学的測定値の外れ値の割合を比較した。 その結果、手術件数の多い所属医群は少ない所属医群と比較して、内側近位脛骨角度(PTA)および後方脛骨傾斜角度(PSA)の外れ値を有する膝の割合および外れ値総計の割合、ならびに内側遠位大腿骨角度(DFA)、PTAおよびPSAの外れ値の割合、極端な外れ値総計の割合が有意に低かった(いずれもP<0.001)。手術件数の多い所属医群が研修医群と比較して、上記割合が有意に低かった。 ...