1型DMにクローズドループシステムが有効
2019年11月6日
New England Journal of Medicine
1型糖尿病患者168例を対象に、クローズドループ型インスリン注入システムの使用による血糖コントロール改善効果を6カ月間の無作為化試験で検討した(iDCL試験)。 その結果、持続血糖モニター(CGM)で血糖値が目標範囲内(70-180mg/dL)にあった時間の割合の平均値(±標準偏差)は、クローズドループ群でベースラインの61±17%から6カ月間に71±12%へ上昇し、対照群(リアルタイムCGM機能付きインスリンポンプ)は59±14%のままで変化がなかった(調整後平均差11%ポイント、95%CI 9-14、P<0.001)。両群とも重篤な低血糖イベントは発生せず、糖尿病ケトアシドーシスがクローズドループ群で1件発生した。 ...
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