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非三次医療機関での出生、超早産児の転帰不良と関連

2019年11月6日  British Medical Journal

英国新生児研究データベースに登録された超早産児2181人のデータを対象に、非三次医療機関での出生および48時間以内の転院と有害転帰との関連を観察コホート研究で検討。上方転院群(非三次医療機関から三次医療機関へ転院)、非三次医療機関群(非三次病院での出生、転院なし)および対照群(三次医療機関での出生、転院なし)を比較。主要評価項目は死亡、重度脳障害などとした。 その結果、対照群に比べて上方転院群で重度脳障害のオッズが有意に高く(オッズ比2.32、95%CI 1.78-3.06)、重度脳障害なしでの生存のオッズが有意に低かった(同0.60、0.47-0.76)。三次医療機関以外群では、院内死亡のオッズが有意に高かった(同1.34、1.02-1.77)。 ...