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小児高血圧の有病率、20年間で上昇傾向

2019年11月8日  JAMA Pediatrics

2018年6月までに公表された試験論文データを用いて世界の小児高血圧有病率を推定。一般集団の小児対象で3回以上の血圧測定値を含む適格論文47件のシステマティックレビューとメタ解析で検討した。 その結果、19歳以下の小児のプールした有病率は高血圧4.00%、高血圧前症9.67%、ステージ1高血圧4.00%、ステージ2高血圧0.95%だった。サブグループのメタ解析で、小児高血圧の有病率はアネロイド式血圧計による測定(7.23% vs. 水銀血圧計4.59% vs. オシロメトリック式血圧計2.94%)、過体重児および肥満児(15.27%および4.99% vs. 適正体重児1.90%)で高かった。小児高血圧の有病率は過去20年間で上昇傾向にあった。 ...