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ドライアイ患者のシェーグレンマーカー検査陽性率7割

2019年11月12日  Cornea

眼科でシェーグレン症候群の早期マーカー(EMS)検査を受けたドライアイ患者44例を対象に、EMSとドライアイ症状との関連を横断研究で検討した。 その結果、EMS陽性率は73%だった。最も頻繁に上昇が認められたEMSは炭酸脱水酵素6(CA6)IgGで、次いでCA6 IgM、耳下腺分泌タンパク質(PSP)IgGだった。人工涙液からシクロスポリン点眼に移行した割合は、EMS陽性群100%、陰性群75%だった(P=0.02)。人口統計学的特性や併存疾患数にEMS陽性群と陰性群で差は見られず、マーカーの値に涙液層評価項目の重症度との相関は見られなかった。 ...