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思春期の家族関係が良好だと中年期まで抑うつ度低い

2019年11月12日  JAMA Pediatrics

米国でNational Longitudinal Study of Adolescent to Adult Healthを用いて思春期コホート(男性8952人と女性9233人、平均15.42歳)を中年期(32-42歳)まで追跡し、思春期の良好な家族関係が中年期の抑うつ症状に及ぼす影響を検討した。 その結果、思春期の家族関係が良好だった男女は良好でなかった男女に比べて、思春期初期から中年期(12-42歳)の疫学研究用うつ病尺度(CES-D)に基づく抑うつ症状の度合いが有意に低かった。思春期の良好な家族関係に関連する抑うつ症状の軽減は、思春期から成人期初期(20代前半)は男性より女性で大きく、その後の若年成人期から中年期は男女で同等だった。 ...