降圧薬は就寝前服用で心血管リスク低下

高血圧患者19084例を対象に、高血圧治療薬を就寝時と起床時に服用した場合の心血管リスク効果を多施設共同対照前向き評価試験で比較検討した（Hygia時間治療試験）。 その結果、血圧降下薬の1日量全量を就寝前に服用した群では、追跡期間中央値6.3年の心血管系疾患ハザード比が0.55（年齢、性別、糖尿病、腎疾患などで調整済み）で、起床時服用群よりも有意に低かった（P＜0.001）。 ...