治療抵抗性うつ病の脳深部刺激療法、持続的奏効を確認
2019年11月13日
American Journal of Psychiatry
治療抵抗性の大うつ病性障害または双極II型障害患者28例を対象に、梁下帯状回への脳深部刺激(SCC DBS)療法の長期転帰を追跡調査で検討した。 その結果、2-8年の追跡期間を通じて50%以上の奏効率および30%以上の寛解率が維持された。4分の3の患者が半分超の試験期間にわたり治療奏効基準に合致し、21%の患者で初年から奏効が維持されていた。SCC DBS療法の安全性および認容性はともに良好で、急性刺激や慢性刺激による副作用も見られなかった。合併症発生率は他の適応症に対するDBS研究での結果と一貫しており、自殺者はいなかった。 ...
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