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デュピルマブ、好酸球性食道炎の嚥下障害を軽減

2019年11月13日  専門誌ピックアップ

活動の性好酸球性食道炎(EoE)成人患者(嚥下障害エピソード週2回、ピーク時の食道上皮内好酸球が高倍率1視野当たり15個以上)を対象に、デュピルマブの有効性と安全性を第II相試験で検討。23例をデュピルマブ群に、24例をプラセボ群に無作為に割り付けた。 その結果、主要評価項目に規定したベースラインから10週時のStraumann dysphagia instrument patient-reported outcome(SDI-PRO)スコアの平均変化量はデュピルマブ群-3.0、プラセボ群-1.3だった(P=0.0304)。デュピルマブ群はプラセボ群に比べて、注射部位紅斑(35% vs. 8%)および鼻咽頭炎(17% vs. 4%)の発生率が高かった。 ...