米の母乳育児率は上昇傾向も人種間の差が拡大
2019年11月19日
JAMA Pediatrics
2009-15年の全米小児予防接種調査(National Immunization Survey-Child)から入手した乳児16万7842人のデータを用いて、人種・民族別の母乳育児の傾向および白人と比較したその他の人種・民族の母乳育児の経時変化を調査した。 その結果、大部分の人種・民族で母乳育児率が有意な上昇が見られ、また、研究期間を通して白人での増加が顕著だった。白人と比較した黒人の母乳育児率の差は、2009-10年の0.5%ポイントから2014-15年には4.5%ポイントに拡大した(差分の差4.0%ポイント、P<0.001)。これに対して、ヒスパニック系、アジア系およびアメリカ先住民・アラスカ原住民と白人の母乳育児率の差は縮小または変化なしだった。 ...
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