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頭頸部扁平上皮がん1次治療にペムブロリズマブが有効

2019年11月22日  Lancet

未治療の再発または転移性頭頸部扁平上皮がん患者882例を対象に、ペムブロリズマブ単剤療法または化学療法(プラチナ製剤および5-フルオロウラシル)との併用療法の有効性を無作為化非盲検第III相試験で検討した(KEYNOTE-048試験)。 その結果、ペムブロリズマブ単剤はセツキシマブ+化学療法に比べて、PD-L1陽性集団で全生存期間を延長し[PD-L1陽性スコア(CPS)20以上:ハザード比0.61、95%CI 0.45-0.83、P=0.0007、同CPS1以上:0.78、P=0.0086]、全集団で非劣性を示した(ハザード比0.85)。ペムブロリズマブ+化学療法はセツキシマブ+化学療法に比べて、全集団(同0.77、P=0.0034)およびPD-L1陽性集団(CPS20以上のハザード比0.60、P=0.0004、同CPS1以上0.65、P<0.0001)で全生存期間が改善した。 ...