大腸菌感染の要因にトイレ後の手洗い不励行　英

2013-2014年に英国でヒトおよびその食物連鎖に由来する基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ産生大腸菌分離株（ESBL-E coli）の感染源を特定する疫学的サーベイランスを実施した。 その結果、ESBL-E coliは2万243件のヒト糞便検体のうち2157件（11％）で検出され、下水および小売店の鶏肉［検体159件中104件（65％）］からも高頻度で検出された。ヒトの血液、糞便および下水では遺伝子型（ST）131のESBL-E coliが主に検出されたのに対し、食品および動物では遺伝的系統の異なるST602、23および117が多く検出された。 【訂正】2019年11月24日に以下を訂正しました。 「原文を読む」のリンクを修正しました。お詫びして訂正します。 ...