慢性蕁麻疹へのligelizumab、オマリズマブより制御良好
2019年11月25日
New England Journal of Medicine
中等症ないし重症慢性特発性蕁麻疹患者382例を対象に、次世代高親和性ヒト化抗IgEモノクローナル抗体ligelizumabの有効性と安全性をオマリズマブおよびプラセボと比較する20週間の第IIb相用量設定試験を実施。主要評価項目を蕁麻疹の完全コントロールとした。 12週時に蕁麻疹の完全コントロール達成率は、ligelizumab 24mg群30%、72mg群51%、240mg群42%に対し、オマリズマブ群では26%、プラセボ群では0%だった。ligelizumabの効果に用量反応関係が認められた。安全性に問題はなかった。 ...
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