慢性前庭症候群のオンライン前庭リハビリが有効
2019年11月25日
British Medical Journal
慢性前庭症候群を有する50歳以上の患者322例を対象に、インターネットベースの前庭リハビリテーション(VR)の単独または理学療法との併用の効果を無作為化3群並行群間比較試験で検討した。 ITT解析で、理学療法単独群よりもVR単独群および併用群の方が6カ月時のめまい症状尺度短縮版(VSS-SF)スコアが低かった(調整後平均差:−4.1点、−3.5点)。ほぼ同じの差が3カ月時のスコアにも認められた。このほか、VR単独および併用群の方が3カ月および6カ月時の浮動性めまい関連の障害および不安が少なく、前庭症状の自覚的改善度が高かった。試験中にVR関連の重篤な有害事象の発生はなかった。 ...
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