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デング熱ワクチン候補、流行地域で有効性確認

2019年11月26日  New England Journal of Medicine

アジアおよびラテンアメリカのデング熱流行地域に住む4-16歳の健康な小児2万71人を対象に、3カ月間隔で2回接種する4価デングワクチン候補(TAK-003)の有効性を第III相プラセボ対照無作為化試験で検討した(TIDES試験)。 1万9021人(94.8%)が2回接種を受けた。ウイルス学的に確認されたデング熱感染に対する全体的なワクチン有効率は80.2%(95%CI 73.3-85.3)で、ベースラインの血清反応が陰性の場合のワクチン有効率は74.9%(同57.0-85.4)だった。重篤な有害事象の発生率は、ワクチン群とプラセボ群でほぼ同じだった(3.1%、3.8%)。...