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英の大腸がん見逃し発生率、内視鏡検査者で差

2019年11月28日  British Medical Journal

2005-13年で大腸内視鏡検査施行後に大腸がんが診断された患者12万6152例を対象に、内視鏡検査後3年以内の大腸がん(PCCRC-3yr)発生に関する要因を集団ベースコホート研究で検討した。 その結果、全体での未調整PCCRC-3yr発生率は7.4%で、2005年の9.0%から2013年には6.5%と経時的な低下が見られた(P<0.01)。発生率は英国国民健康サービス(NHS)大腸がんスクリーニングプログラム下で実施した内視鏡検査で非NHS検査従事者による内視鏡検査よりも低かった(3.6% vs. 9.3%)。女性、高齢者、炎症性腸疾患や憩室疾患の患者、併存疾患スコア高値患者、がん既往患者でPCCRC-3yr発生率が高かった。 ...