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大うつ病性障害のCBTとSGA、費用対効果は優劣つかず

2019年12月2日  Annals of Internal Medicine

米国で大うつ病性障害の新規診断患者に対する初期治療としての認知行動療法(CBT)と第2世代抗うつ薬(SGA)の費用対効果を意思決定分析モデルで比較した。 基本ケース分析の結果、CBTでSGAに比べ質調整生存年(QALY)が1年時で3日、5年時で20日増加し、費用は1年時に増加したが(保健医療費支払者の視点900ドル、社会の視点1500ドル)、5年時では低下した(同-1800ドル、-2500ドル)。確率的感度分析での1QALY当たりの費用対効果比(ICER)が10万ドル以下になる確率はSGAの1年時で64-77%、CBTの5年時で73-77%だった。 ...