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高リスク患者の脂質低下療法にベンペド酸上乗せでLDL-C低下

2019年12月2日  Journal of the American Medical Association

アテローム性心血管疾患、ヘテロ接合性家族性高コレステロール血症または両疾患を併発し、最大耐用量のスタチンを用いた脂質低下療法を実施しても低比重リポ蛋白コレステロール(LDL-C)値が十分に低下しない779例を対象に、ベンペド酸1日1回投与の上乗せ効果を第III相無作為化プラセボ対照臨床試験で検討した(CLEAR Wisdom試験)。 その結果、投与12週時、ベンペド酸群の方がプラセボ群よりもLDL-C値が有意に低下していた(-15.1% vs. 2.4%、P<0.001)。主な有害事象は、鼻咽頭炎(ベンペド酸5.2% vs. プラセボ5.1%)、尿路感染症(5.0% vs. 1.9%)、高尿酸血症(4.2% vs. 1.9%)などだった。 ...