再発・難治性MMにisatuximab併用でPFS改善
レナリドミドおよびプロテアソーム阻害薬を含む2ライン以上の治療歴がある再発・難治性多発性骨髄腫(MM)患者307例を対象に、ポマリドミド+デキサメタゾンの2剤併用療法に抗CD38モノクローナル抗体isatuximabを追加する3剤併用療法の有効性を無作為化非盲検第III相試験で検討した(ICARIA-MM試験)。 中央値11.6カ月の追跡で、無増悪生存期間(PFS)中央値は3剤併用群11.5カ月、2剤併用群6.5カ月だった(ハザード比0.596、95%CI 0.44-0.81、層別ログランク検定P=0.001)。治験薬投与下で発現頻度が高かった有害事象は、注入に伴う反応(3剤併用群38% vs. 2剤併用群0%)、上気道感染(28% vs. 17%)、下痢(26% vs. 20%)だった。 ...
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