1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 18歳未満の15%で精神疾患の診断、デンマーク

18歳未満の15%で精神疾患の診断、デンマーク

2019年12月5日  JAMA Psychiatry

デンマークの1995-2016年出生人口(約130万人)を対象に、小児期および思春期に精神疾患の診断を受ける年齢別、性別の割合およびリスクを全国コホート試験で検討した。 その結果、女性の14.63%、男性の15.51%が18歳に達する前に精神疾患の診断を受けていた。女児は不安障害(7.85%)の診断、男児では注意欠陥/多動性障害(ADHD、5.90%)の診断が最も多かった。女児は男児よりも、統合失調症(0.76% vs. 0.48%)、強迫性障害(0.96% vs. 0.63%)および気分障害(2.54% vs. 1.10%)の発生リスクが高かった。ADHD(8歳 vs. 17歳)、知的障害(5歳 vs. 14歳)およびその他の発達障害(5歳 vs. 16歳)で男児の方が女児よりも発症のピークが早かった。 ...