片頭痛のubrogepantが高い頭痛消失効果

月に2-8回の片頭痛発作がある成人1465例を対象に、経口カルシトニン遺伝子関連ペプチド（CGRP）受容体拮抗薬ubrogepantの有効性と忍容性を第III相多施設共同無作為化二重盲検プラセボ比較単回発作臨床試験で評価した（ACHIEVE II試験）。 その結果、投与2時間後の痛みの消失率は、プラセボ群14.3％に対しubrogepant 50mg群21.8％（絶対差7.5％、95％CI 2.6-12.5％、P＝0.01）、ubrogepant 25mg群20.7％（同6.4％、1.5-11.5％、P＝0.03）だった。最も煩わしい関連症状の消失はプラセボ群27.4％に対し、38.9％（同11.5％、5.4-17.5％、P＝0.01）、27.4％（同6.7％、0.6-12.7％、P＝0.07）だった。投与後48時間以内の最も一般的な有害事象に悪心および浮動性めまいが報告された。 ...