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HPV細胞診トリアージ、HPV16/18特定でリスク層別化

2019年12月7日  専門誌ピックアップ

ARTISTIC試験に参加したヒトパピローマウイルス(HPV)陽性の女性を対象に、細胞診トリアージ戦略と子宮頸部上皮内腫瘍グレード3(CIN3)長期リスクの関連を追跡調査で検討した。 その結果、細胞診正常群のCIN3以上の10年累積発生率はHPV16/18型感染群10.7%、その他のHPV型感染群3.2%、境界/低グレード病変群では19.4%、7.3%だった。細胞診で正常ないし低グレード病変と判定された新規HPV感染者379例の10年累積CIN3以上発生率は2.9%だった。 ...