1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. てんかんのラコサミド長期療法、有効性と忍容性を確認

てんかんのラコサミド長期療法、有効性と忍容性を確認

2019年12月9日  専門誌ピックアップ

てんかん新規診断患者391例を対象に、単剤療法としてのラコサミドと徐放性カルバマゼピンの長期有効性および安全性を無作為化非劣性試験の継続投与試験で検討した。 その結果、治療下で発現した有害事象(TEAE)発生率はラコサミド群64.9%、カルバマゼピン群67.7%、重篤なTEAEは11.5%、8.2%、TEAEによる治療中止率は4.3%、7.8%だった。非劣性試験(患者886例)と継続投与試験の事後解析での治療開始後12カ月時の発作消失率はラコサミド群50.8%、カルバマゼピン群54.9%、24カ月時で47.0%、50.9%だった。併存疾患数の増加に伴い薬剤関連TEAEおよびTEAEによる治療中止の発生率が増加し、ラコサミド群の方がカルバマゼピン群よりも低かった。 ...